明石SUC/社名変更後初の大阪展/新素材や機能商品訴求

2015年11月27日 (金曜日)

 今年創業150周年を迎えた学生服製造大手、明石スクールユニフォームカンパニー(岡山県倉敷市)は25、26日、大阪市中央区で6月の社名変更後初めてとなる展示会を開き、新素材や多様な機能商品をアピールした。

 会場入り口には英国の老舗キルトメーカーのキンロック・アンダーソン社と共同開発したオリジナルタータン柄の学生服を展示し、青と白を基調とするコーポレートカラーを改めて発信した。

 学生服向けの高級素材として、トップ染めによる、色むらの無い服地や希少で上質なタスマニアウールを原料とした服地を素材にした学生服を披露した。

 機能面では(1)被服内温度を調節する素材(2)着衣によるストレスを軽減するストレッチ素材(3)汚れが水だけで簡単に落とせる素材(4)中空糸を使い高い保温性を持つ素材――をアピールした。

 女子学生服では着崩しを防ぐためのボタンやバックルを付けたスカートを提案。交通事故などを未然に防ぐための、再帰反射機能を持つ学生服もそろえた。

 両日、モデルを起用したファッションショーがあり、おしゃれな学生服の数々とモデルらの巧みな演技に多くの来場者が拍手を送った。