豊島浜松支店/生地の新用途開拓/「トライする1年に」

2017年07月25日 (火曜日)

 豊島浜松支店は、縫製品関連部署と連携し、生地の新用途開拓に取り組む。遠州産地で長年、培ったモノ作りのノウハウを生かし、「いろいろなことにトライする1年」(菱川純治支店長)と位置付ける。

 既存用途は、切り売り用やサービスユニフォーム、一般衣料、生活資材がメインだった。新用途としてはリネンサプライ関係に力を入れる。

 同社によると、現在は中国製の生地が多く流通しているため、加工や機能性などを取り入れ、差別化した生地を展開していく。

 海外への販路拡大にも努める。まずは中国をターゲットに、遠州の加工技術を駆使した生地を販売する。中国を足掛かりに、海外の売り先を広げる。

 同支店は、プリント生地を受注生産するとともに、生機200品番、無地染め織物「HTシリーズ」25品番(平均各20色)を備蓄して販売する。