RPA導入が加速/帝人

2018年10月01日 (月曜日)

 帝人はこのほど、経理・財務、人事・総務の17業務を対象に業務自動化システムであるロボティク・プロセス・オートメーション(RPA)の導入を完了し、稼働を開始した。今後は順次、適用業務拡大を予定する。RPAによる業務効率化・自動化を加速させる。

 RPAは、人間が行うパソコン操作を代替・自動化するツール。データ入力や更新、集計・出力、突合・チェックなど定型的・反復的業務を正確・迅速に処理できる。

 帝人グループは新たなテクノロジー導入による業務改革、生産性向上を推進しており、その一環として今年4月に「RPA推進班」を設置するなどして全社的にRPAの導入を進めている。

 今後はマテリアル事業やヘルスケア事業にもRPA導入対象業務を拡大するほか、海外グループ会社への導入も検討する。