帝人/EFウエアが好調/4倍増以上の販売計画

2019年05月08日 (水曜日)

 帝人がマキタと共同開発し昨年から販売する電動ファン(EF)付きウエアに今年、新たなデザインを加えラインアップを充実させた。2020年3月期はファンジャケット全体で4倍増以上の販売を計画する。

 ユーザーの着用場面に合わせ、袖を取り外せる2ウエータイプ、全身に風が流れるツナギタイプを商品化。ポケット内でバッテリーを操作できるよう、ジャケットの内側から左右のポケットに電源ケーブルを通せる構造を持つ。

 迷彩柄などのカラーバリエーションを増やし、5L~7Lといった大型サイズも用意する。フルハーネス安全帯や草刈り機などの使用に対応するタイプも構える。今年はデサントジャパンがスポーツアパレル分野で販売を開始するほか、ユニフォーム分野では物流・建設業の池田興産に採用されるなど販路が拡大している。