繊維ニュース

双日ファッション 20秋冬/再生ポリで自社ブランド/サステの潮流意識して

2020年03月31日 (火曜日)

 生地商社の双日ファッション(大阪市中央区)は20秋冬に向けて、サステイナビリティー(持続可能性)を意識した生地を前面に訴求する。各種機能素材使いやウオーム感のある生地も充実させる。

 4月8、9日に大阪で、同15、16日に東京で開催を予定していた20秋冬向けの個展は新型コロナウイルス感染拡大防止策の一環として休止した。顧客提案は個別商談に切り替えて行う。

 同シーズンに向けて力を入れて訴求するのが、自社生地ブランド「ecoto(イーコト)」。ペットボトル再生ポリエステル糸使いの生地を集約したもので、同糸と綿との2層構造糸を使ったバージョンは「ecoto+(イーコトプラス)」として打ち出す。織り組織はオックスやツイル。色数も充実させて備蓄体制を敷き、拡販を狙う。

 他にも、「サステへの問い合わせが増えている」とし、以前から取り扱ってきた再生ウールや、再生セルロース繊維「テンセル」、ビスコースレーヨン「レンチングエコウェロ」なども増強提案する。

 機能素材も引き続き充実。撥水(はっすい)、ストレッチ、消臭など各種機能を取りそろえ、アウトドアやワークカジュアル系の需要を取り込む。ウオーム感のある生地としては、ウール関連やコール天、起毛などを多彩に用意する。

 プリントでは継続人気の和柄で先染め調や定番柄の新作を投入するほか、ウール調の花柄なども提案する。合繊のカテゴリーではトレンド継続の天然調や、各種機能をうたえる生地をそろえる。