三陽商会「エコアルフ」/コーヒーかすを生地活用/機能的なマルチジャケットに

2020年10月16日 (金曜日)

 三陽商会のサステイナブルブランド「エコアルフ」は、コーヒー豆のかすを生地の原料として再利用して作った「カトマンドゥ マルチジャケット」を9月末から販売している。撥水(はっすい)性と耐水性を兼ね備え、家庭洗濯も可能。

 コーヒーのかすは、消臭剤として使用される。新商品は、コーヒー豆のかすを圧搾・圧縮してペレット状にし、リサイクルポリエステルと混合して作る。本来廃棄されるものを原材料に加える。

 インナーとして着用可能な中わたジャケット付きのため、1着で3通りの着方が楽しめる。撥水性と耐水性があり、雨の日やアウトドアでの着用にも適する。紳士、婦人とも3色展開で、価格は3万9600円。エコアルフの公式サイトと直営店舗2店(渋谷、二子玉川)で販売するほか、11月にポップアップストアも予定。