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東洋紡ユニプロダクツ/22春夏向けで再生素材使い/アウトドア用品にも力

2021年06月11日 (金曜日)

 東洋紡ユニプロダクツのライフスタイル事業部寝装グループは2022年3月期、再生ポリエステル使いの寝具用生地の開発を進めるほか、リビング、アウトドア用品の製品での対応にも注力する。

 再生ポリエステルなど再生素材使いの寝具は、寝具製造卸の一部などで見られるものの、大きな潮流にはなっていない。ただ寝具業界で再生素材使いを求める動きは継続してある。

 東洋紡グループのPET再生ポリエステル「エコールクラブ」を活用した寝具用機能生地の試作を今期行い、22春夏向けに打ち出す方針を示す。

 リビング、アウトドア用品にも力を入れる。アウトドア用ではシュラフにも対応する。同事業部内でスポーツメーカー向けのアウトドア製品を手掛ける実績を生かす。

 同寝装グループはOEMを主軸に、東洋紡グループの機能素材や、中国の同グループ拠点を活用したモノ作りを強みにする。国内生産した機能素材を中国で製品化して持ち帰る体制を構築し、短納期にも対応する。以前は生地売りが中心だったが、現在は製品売りが60%、生地売りが30%、糸・わた売りが10%程度を占める。

 21年3月期は前期比微減収だったが、下半期に盛り返した。テレビ通販向けなどが広がったほか、21春夏向けで寝装用素材を活用した冷涼感マスクも家庭用品メーカー向けで拡大した。