三陽商会/雑貨で日本のクリエーター発掘/店舗内に期間限定店

2021年09月03日 (金曜日)

 三陽商会が展開する自社ブランド複合型店舗「サンヨー・エッセンシャルズ」は1日、日本発のクリエーター雑貨を発掘するプロジェクト「サンヨー・エッセンシャルズ・ミーツ・ジャパニーズ・クリエイターズ」の期間限定店を開設した。日本橋髙島屋SC(東京都中央区)内にある店舗で、ユニークなアップサイクル商品などを提案している。

 現在は、金沢市在住のクリエーティブチーム「カエルデザイン」によるアクセサリー類を販売。海洋プラスチックゴミを回収・分類し、多岐にわたる工程で製品化したと言う。販売期間は12日まで。

 15~30日には、齊藤明希氏が手掛ける廃棄されたビニール傘をアップサイクルしたバッグ「プラスティシティ」を販売する。バッグの生地には、ビニール部分を洗浄して圧着したものを使用。ビニール素材の防水性や汚れに強いという特性を生かしている。

 10月6~17日には、東京の蔵前エリアに工房を構えるバッグのファクトリーブランド「ザ・コンテナ・ショップ」が参加。無駄を出さないためのアイデアを徹底し、大小さまざまな形状のバッグを展開する。

 三陽商会では、そのほかにも雑貨の買い付け商品を並べ、特に持続可能なコンセプトを掲げるブランドに焦点を当てる。