ごえんぼう

2021年10月15日 (金曜日)

 雨がやみ明るくなると空を見上げる。ビルの谷間の淡い虹でも、見つけると小躍りしたくなる▼虹は多様性の象徴にも使われる。スウェーデン発祥のホームファッション企業イケアは、2019年から26カ国以上で虹色のバッグを販売。売り上げの一部を、LBGTQなど性的マイノリティーを支援する団体に寄付している。日本での寄付額は一つにつき30円。イケア・ジャパンによる今年4~8月の寄付金は457万円超だった▼最近いそいそと“ポイ活”(ポイント活動)に励んでいる。キャッシュレス決済はもちろん、アンケートサイトにも回答。個人情報を提供した対価と割り切り、貯めたポイントを商品購入の足しにする▼アンケートではたいてい性別を問われるが、既存の男・女に加え「その他」といった選択肢が当たり前にある。性的多様性は身近になってきた。体裁だけに終始せず、虹のように消えないようにと願う。