岩国自家発をリニューアル/東洋紡

2021年12月01日 (水曜日)

 東洋紡、大阪ガス、Daigasエナジーは東洋紡岩国事業所で自家火力発電所のリニューアルに取り組む。

 90億円を投じて、発電所の燃料を石炭からLNG(液化天然ガス)、RPF(古紙及び廃プラスチック類を主原料とした高品位の固形燃料)に転換することで温室効果ガスの排出削減を目指す。

 既に工事に着手し、新設備を2023年10月から稼働させる。13年度対比でエネルギー使用量を10%、二酸化炭素排出量を41%それぞれ削減する。東洋紡の温室効果ガス排出量は13年度で121万トン。30年度で85万トンまで削減する取り組みを強化しており、今回のリニューアルによる貢献度は7%になる。