三備ユニフォームフェア22春夏 「壬寅」で芽吹きの春へ (上)

2022年01月12日 (水曜日)

新たな切り口で現状打開

 小雨が降りしきる中、広島、岡山のユニフォーム期日統一展示会「三備ユニフォームフェア」が11日、始まった。天候より新型コロナウイルスの変異株の感染拡大の影響が大きく、既に展示会の中止を決めた企業がある。一方、新たな切り口で現状を打開しようと多くの来場者が足を運んた。今年の干支「壬寅」(みずのえとら)は、厳しい冬を越え芽吹きの春といった意味がある。新型コロナ禍への対応も3年目に入り、各社は壬寅が示すような1年のスタートに向けて取り組む。

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難燃性に優れるEFウエア 村上被服

 「鳳皇」から難燃性に優れるEFウエア「快適ウェア」を打ち出す。対炎、耐熱、帯電防止などの機能を付与し、フロントも4個の金属ドットボタンで炎を防ぐなど細部にこだわった。カジュアル要素が強い「ヴィレア」では、レオパードやパイソン柄のTシャツなどニット製品を充実させた。

スポーティーかつ多彩にバートル

 スポーティーかつ多彩にコーディネートできるセットアップを展示した。上下左右4方向に伸縮する4ウエーパワーストレッチクロスに吸汗速乾加工を施し、軽量で快適な着用感を訴求。併せて今年は安全スニーカーも強化。ハイエンドなデザインで、厚底による美脚効果、エッジによる滑り止めなどをアピールする。エコTシャツも目玉商品として打ち出す。

「クロスゾーン」の幅広げる ジーベック

 今回は本格稼働する高木物流センター(広島県府中市)で展示会を開催。「クロスゾーン」で、動きやすさと通気性にこだわった商品を訴求している。軽量で接触冷感性の高い2ウエーストレッチ生地と、パンチング加工を施した切り替えを採用。ブルゾンとテーラードジャケットでTPOに合わせた着こなしなど、コーディネートの幅を広げた。

SDGs商品で春夏版 クロダルマ

 年間定番として発表したSDGs(持続可能な開発目標)重視のワークウエアをさらに充実させ、春夏バージョンを開発した。再生繊維「レニュー」使いや染色、包装資材など多方面で環境配慮のモノ作りを展開。カラーの濃淡でメリハリを付けるトーン・オン・トーン技法によって近未来的に仕上げたデザインのほか、制電のJIST8118適合、高いストレッチ性などをアピールする。

独特のユーズド感や色落ちを Asahicho

 カイハラ(広島県福山市)製のデニムを使った「ヨロイワークス」で、ニットのように柔らかくジャージのような着心地のリラックスデニムを使用したウエアを投入。また、透湿防水性の高い「ゴアテックス」使いの電動ファン(EF)付きウエアも開発し、衣服内にファンとデバイスを入れスペーサーで風の通り道を確保した点をアピール。環境対応や難燃、高視認などの企画も訴える。

スマートなダウンのEFウエア 中塚被服

 主力ブランド「ディモ」から、同社として初となるEFウエア「エアリーダウンベスト」を投入する。独自の立体裁断とステッチで衣服の膨らみを抑え、スマートに着用できる。冬にダウンで暖を取るように、夏はエアリーダウンで涼を実感できる商品に仕上げた。2トーンのカジュアルテイストで女性も着用しやすく、ディモの世界観を前面に出した。