どうなる産地の 4~6月(7)和歌山ニット

2022年04月20日 (水曜日)

原料高を懸念するも輸出への期待も

 和歌山ニット産地は新型コロナウイルス禍の中でも、ルームウエア用途への販売拡大などで、他産地と比べると安定した注文を得ていた。ただし、企業ごとの濃淡は激しく、全般的には停滞ムードが拭えない。

 特に年明け以降、綿糸を中心とする原料高の影響が濃くなってきた。編み地メーカーによると...

この記事は有料です。

※本日より3年以内の記事は有料会員登録することにより閲覧が可能です。