08春夏は“光沢感”“薄”“軽”も訴求/ダイワボウノイ
2007年05月15日 (火曜日)
ダイワボウノイは21~25日、東京支店で「08春夏東京素材展」を開く。2月のプルミエール・ヴィジョンに出展した商品を中心に提案する。
今回展では、婦人物を中心にきれいめ、エレガンスの流れが強いことを受け、光沢、軽さ、薄さを切り口とした開発に注力した。主な出展内容は(1)超長綿、極細糸、織り組織で上品な光沢・軽さ・薄さを表現(2)「ベンタイル」「ベントーネ」軽量タイプなどの高密度素材(3)レーヨン系複合素材(4)綿とポリエステル・ナイロン系の交織(5)紙糸と天然素材の交織――など。また、綿100%ではスビン綿使いの「セーラムスビン」、米綿使いの空気精紡糸「エアーパポ」、高級綿使いの強撚ガス焼き糸「パワーツイスト」などを重点提案する。
また、天候不順などのリスクに対応する販売期間の長い素材が注目を集めるとみられることから、吸水速乾や温度調節などの機能素材、ヘンプや「エアーパポ」など爽やかな風合いを持つ素材の提案を増やす。
このほか、企画・素材・縫製の一貫提案を強化する考えだ。