ANEX2000/1万8000人が入場
2000年06月05日 (月曜日)
先月十七から三日間大阪・南港のインテックス大阪で開催された「ANEX2000」(アジア国際不織布産業総合展示会・会議)の来場者が明らかとなった。
三日間の来場者は一万八千百七十四人(国内一万六千八百四十二人、海外千二百三十六人、報道百二人、出展者は含まず)で、一日平均六千人が訪れた。
内訳は、商社代理店が一六・三%を占め、加工業者は一〇・二%だった。職種別では企画調査・営業が三三・〇%、技術生産一九・二%、研究開発一七・四%と続いた。
総数では前回の「ENA97」の二万三千人にはおよばなかったが、前回は同会場で併催されたテクノピアへの来場者が無料でENAも見学したことを考えると、「ANEXは一定の成功を収めた」(主催者のアジア不織布工業協議会)といえそう。
展示会場はオレンジとグリーンのカーペットが敷かれ「全体的に明るい印象」で、「前回よりも来場者が多い」と出展者からもまずまずの反応を得た。展示内容には物足りなさを感じたが、日本で開かれるほかの繊維関係展示会と比べるとそれほど見劣りしなかった。
来場者の多い少ないで展示会の善し悪しを判断することはできないが、九八年にインテックス大阪で開催された産業用繊維の国際見本市「テクテキスタイルアジア98」の来場者が七千九百七十八人であったことを考えれば、同じく非衣料用途が大半の「ANEX」への来場者数は驚異的といえるだろう。
ただ、開会式で「国際交流によって実りある展示会・会議にしたい」と述べたアジア不織布工業協議会の岩熊昭三会長の意に反し、海外からの来場者は全体七%と少なく、中にはアジアからミッションを組んで来日したが、観光を楽しんだだけといった、少し残念な話も聞かれた。
また、景気低迷下での開催だっただけに「出展者募集に重点を置きすぎた面もあった」とアジア不織布工業協議会は振り返る。十七、十八日に開いたセミナーは受講者が予想を大きく下回るなど問題を残した。セミナーは内容的にも統一感がなく、寄せ集めの感が否めず、次回(二〇〇三年日本以外で開催)に向け課題を残した。




