年頭所感/信用問われる年に/伊藤忠商事社長・小林栄三氏
2009年01月06日 (火曜日)
取り巻く経済環境は予断を許さない状況にあり、少なくとも一年は相当厳しい年になるという覚悟が必要。足元を見直し、固めなおす。そして一方では「攻め」の姿勢を忘れてはならない。また「学ぶ態度を忘れない」「嘘をつかない、悪いことをしない」「明るく前向きに」を心がけてほしい。今年は60年に一度の己丑(つちのとうし)。前回の1949年、当時の大建産業が4社に分離し、伊藤忠商事が再発足して60周年に当たる。伊藤忠の世界企業としての品格、ステークホルダーから高い信用が得られるかが問われる年になる。




