フラットヤーン製造の萩原工業/タンクシートで海外開拓
2009年06月24日 (水曜日)
フラットヤーン使い産業資材製造の萩原工業(岡山県倉敷市)は、災害用や貯水用タンクの腐食防止用シート「ウォータータンクライナー」で、海外市場の開拓を強化する。
同製品はポリエチレン製フラットヤーン織物にポリエチレン樹脂をラミネート加工したもの。鉄製貯水用タンクの内張りに使用することで腐食を防ぐ。樹脂成型品を使用するよりも安価なほか、塩ビコーティング品は使用後埋め立て処分する場合が多いが、同製品はリサイクルも可能と言う。
2006年、大干ばつに見舞われたオーストリアから受注したが、水不足が問題となっている海外から貯水用や水の運送用などで引き合いがある。16~18日、ドイツ・フランクフルトで開催された産業用繊維・不織布専門見本市「テクテキスタイル」に初出展し、同製品をメーンに提案したが「イラン、ドバイなど中東、英国や豪州など水の少ない国からの関心が高かった。カナダからもオファがあった」(合成樹脂事業部ターピー事業ユニット営業部の小黒宰芳海外営業グループリーダー)と言う。
これまでの売上高は豪州のみの販売にとどまるため、06年1億円、07年2億円だが「テクテキスタイル出展を機に販路を拡大したい」と意気込む。基本的には製品販売だが、生地販売も検討する。




