クラボウ/チボリ公園跡地 再開発はヨーカ堂

2009年08月28日 (金曜日)

 クラボウは27日、保有する倉敷チボリ公園跡地の再開発に関して、イトーヨーカ堂を開発主体に決定した。アウトレットモールを併設した商業施設とすることで倉敷市の「街おこし・旅おこし」の拠点開発を目指す。

 クラボウでは、チボリ公園跡地の地権者として収益性・継続性のある事業、倉敷発祥の企業として地元への貢献、地域の活性化に資する事業の3点を基本方針に開発事業主体の選定を進めた結果、今回の決定に至った。

 これにより、イトーヨーカ堂では既存のスーパーやショッピングセンターとは異なる街づくりの視点による「街おこし・旅おこし」の拠点開発を進める。倉敷市と中四国広域交通圏の地域資源を活用するほか、「“新”生活提案発信機能」、アウトレットモールを併設することで倉敷市の観光集客力との相乗効果を目指す「“新”広域集客拠点機能」、倉敷の自然を生かした「都市アメニティ拠点機能」を持った開発プランを作成する計画。

 クラボウでは、これに対して土地所有者の立場から協力する。