上海で3展示会開幕/日本から13社・団体出展

2010年08月25日 (水曜日)

 【上海支局】中国紡織工業協会などが主催する中国国際家用紡織品・輔料博覧会(インターテキスタイル・ホーム)、中国国際針織博覧会(チャイナ・ニッティング)、中国国際紡織紗綫展覧会(ヤーンエキスポ)が24日から、上海新国際博覧センターで始まった。26日まで。

 日本からはインターテキスタイル・ホームに愛知繊維など11社・団体、チャイナ・ニッティングに旭化成せんいと丸金商事、合計13社・団体が出展している。

 前回に続き2回目となる旭化成せんいは、前回の2倍の72平方メートルのブースを構え、キュプラ「ベンベルグ」の複合機能糸とスパンデックス「ロイカ」をアピール。成松正人ファイバー・テキスタイル事業部長は「インナー用途での新規顧客開拓につなげたい」と語った。

 丸金商事は、五泉産地のニット素材と中国人デザイナー謝家斎氏のコラボレーションによる来秋冬向け婦人服コレクションを披露。中国の新富裕層市場を狙う。

 3展示会の展示面積は11・5万平方メートル。合計1300社が出展している。初日の開幕式典には杜☆(金へんに玉)洲・中紡協会長らが出席した。