伊藤忠/中国で子供服を展開/ストンプ・スタンプ、寧波杉杉と提携
2010年12月27日 (月曜日)
伊藤忠商事は、ストンプ・スタンプ(東京都渋谷区)、中国・杉杉集団の中核アパレル企業・寧波杉杉と、日本発の高感度子供服セレクトショップ「ストンプ・スタンプ」の中国における店舗展開で業務提携を結んだ。
「ストンプ・スタンプ」は欧米の高感度ブランドの子供服を集積したセレクトショップで、2006年9月に1号店を東京・六本木ヒルズに開店し、インポート子供服ブームの火付け役となった。現在は国内に26店舗を展開、国内外の150以上のブランドの子供服を扱うコーディネート提案型のセレクトショップとして団塊ジュニア世代のファミリーを中心に高い支持を得ている。
急速な勢いで衣料品市場が拡大中の中国では、ファッションに対して関心の高いファミリー層の購買動向が活発化、高感度な子供服へのニーズが高まっている。このような市場に向けて、ストンプ・スタンプの運営ノウハウ、寧波杉杉の中国内販売網、伊藤忠のブランドビジネスのノウハウなどを融合させ、世界中のブランドをワンストップショッピングで購入できる高感度子供服セレクトショップの新業態に参入することになった。
中国内におけるストンプ・スタンプの店舗運営は寧波杉杉の全額出資子会社・寧波杉杉時尚服装品牌管理が行う。25日に中国・上海のショッピングセンター「新天地」に約40坪の「ストンプ・スタンプ」1号店を開設した。初年度は1億円の売り上げを目標とする。14年末までに直営5店舗、フランチャイズ25店舗、合計30店舗の出店を計画する。