村田機械〈上海〉/生地で「ボルテックス」訴求

2011年06月15日 (水曜日)

 【上海支局】村田機械は上海テックスで「ボルテックス」を使った生地サンプルを展示し、ボルテックスの毛羽の少なさなどを訴求している。

 併せて、先月から上海世貿商城に開いたショールームもアピール。約50平方メートルのショールームではボルテックスの特徴を紹介するパネルを展示。さらに、ボルテックスを使った生地や製品を並べ、ボルテックスを採用する企業を訪問者にも紹介も行う。

 野野口学繊維機械販売部経理は「ボルテックスの糸は従来ニット向けが多かったが、ユニフォーム向け中心に織物用途にも拡大してきている」と指摘する。綿関係は原料価格の下落を受け、苦戦しているものの、合繊関係中心に今も引き合いが多いという。

 さらに、年間1000台以上を中国で販売するワインダーも展示。2002年の発売以来、生産性の高さと保守点検や操作の扱いやすさから好評だという。