自動認識総合展/アパレル向けの最新ICタグ披露

2011年09月07日 (水曜日)

 RFID(無線タグ)を利用した商品管理サービスの展示商談会「第13回自動認識総合展」が8月31日から9月2日まで開催され、副資材大手のテンタック、医療用向けの新型ICタグを開発した凸版印刷、富士通フロンテックなどがアパレル向けの最新ソリューションを紹介した。

 テンタックのリネンタグはUHF帯域を利用した耐熱、耐圧、耐薬品のRFIDタグで、工業洗濯するユニフォームの管理に適している。ブースではユニフォーム管理システムの事例紹介をはじめ、一般アパレル向けにRFID内蔵のブランド値札を使用した棚卸の製品紹介とデモストレーションを行った。

 製品に同社のタグとシステムを使うことで入荷の検品から店頭での盗難防止まで活用できる。「加工貿易が多い日本のアパレルにはメリットが大きい。来場者も、中国、欧米の海外企業を相手に競争力を強化したいという考えで熱心に話を聞いてくれる」と同社。

 凸版印刷は医療・医薬分野の滅菌工程で利用されるオートクレーブ滅菌に対応した樹脂製ICタグを国内で初めて開発。医療用ユニフォームの展開を見込み、メーカーとサンプルを制作中だ。同社では「衣料の機能性を損なわない取り付け法を試案したい。医療用以外でも薬品工場などオートクレーブ滅菌のユニフォームには応用もできるはず」と見る。