東洋紡/エルサルバドル大地震で義援金
2001年01月30日 (火曜日)
東洋紡は二十九日、中米エルサルバドルを中心に発生した大地震の被害に対する義援金として、三万ドルをエルサルバドル共和国赤十字社へ寄附すると発表した。
同社は五五年に、綿、合繊混の紡織加工会社であるIUSA社を設立。エルサルバドルとの友好関係を考慮して、十三日に発生した大地震に対し義援金を寄附することにした。
また、IUSA社も現金と同社が生産する織物などで約二万ドルを寄附する。
IUSA社は従業員数六百三十人で、紡機五万七千百六十錘、織布百四台をもつ。今回の地震では工場の窓ガラスが割れる程度の軽微な被害にとどまった。