インターテキスタイル北京/日系出展企業も盛況/来場者多く接客追いつかず

2012年03月30日 (金曜日)

 【北京=中西俊行】アパレルと副資材の展示会「インターテキスタイル北京アパレルファブリックス」が30日まで、開催中だ。連日汗ばむような陽気が続くが、日系出展企業のブースも熱い商談で盛り上がる。

 アパレル展など他の展示会との連動もあり、初日から多くの人が入り、出展企業からは「予想よりも来場者が多い」「前回よりも多い」「接客対応が追いつかない」との声もあがる。

 サカイオーベックスは同展への参加は初めて。春夏向けに高密度軽量ナイロン長繊維織物などを提案。尾崎郁夫取締役アパレル営業部長は「上海の雰囲気は過去の展示会で分かった。北京の様子も探りたい」という。

 瀧定名古屋の現地法人、瀧定紡織品〈上海〉は2回目の出展。ストレッチ使いの複合素材などを提案。鈴木章夫男装面料経理は「去年に比べても来場が多い」と手応えを感じている。

 NI帝人商事は昨年参加した上海展の延長として出展。婦人と紳士の春夏向けテキスタイルをそろえた。すべて日本製で、「中~高級ブランドを狙う」(永瀬達哉テキスタイル貿易部第1課)。

 「初日から、サンプル依頼も多い」と話すのは神戸レザークロスの上海現地法人、其ネ駱希〈上海〉商貿の渡辺好紀中国・アジア貿易部長。自社で備蓄するマイクロファイバー使いの人工皮革などを紹介。

 チクマはキュプラ繊維使いなど日本や欧州の展示会でも高評価だった商品をそろえた。速水隆夫婦人服地部長は「思ったよりも来場者が多い」という。

 テンタックは副資材の5号館に参加する。中国内販アパレルや生産基地として使う欧米アパレルがターゲット。上海で生産開始を計画する予定のRFIDタグや蘇州で生産する転写マーク、青島工場で作るパッケージを提案。瀬川哲哉経営企画室経営企画部長情報システム部長は「RFIDタグは日本よりも中国の方がニーズがありそうだ」と期待する。

 日東ボタンは日本製ボタンで、デザイン性や品質を訴求する。今回からブースを倍の36平方㍍に広げた。長谷川忠孝営業部長は「以前は単価で避けられていたが、最近は良いものを使いたい客が増えている」とする。