〝北〟を攻める・インターテキスタイル北京レビュー(下)日系副資材企業にも注目
2012年04月05日 (木曜日)
「インターテキスタイル北京」展には副資材を扱う日系企業も参加し、商品をアピールした。
テンタックは中国内販アパレルや生産基地として使う欧米アパレルをターゲットに出展。上海で生産開始予定のRFIDタグや蘇州で生産する転写マーク、青島工場で作るパッケージを提案。瀬川哲哉経営企画室経営企画部長、情報システム部長は「RFIDタグは日本よりも中国の方がニーズがありそうだ」と感じている。
日東ボタンは日本製ボタンで、デザイン性や品質を訴求した。中国現地商品とは10~20倍も価格差があるものの、中国アパレル向けの販売は増加傾向にある。長谷川忠孝営業部長は「最近は良いボタンを使いたい客が増えている」と指摘する。
YKKグループの大連吉田拉鏈はファスナーを紹介。見た目は金属だが、樹脂を使い軽い商品などメンズ向けシリーズを提案した。水上雄貴成本戦略室製造企画室技術顧問は「昨年よりも来場が多い」と手応えを感じている。
「数件、商売につながりそうな客もあった」と話すのは浙江嘉興露香紡織の川崎治営業部長。同社は、日本企画のアウター向けレースを訴求した。レースへの関心が高まっており、普段レースを使わないアパレルも訪れたという。
西村レースは北京展への出展は今回が初めて。日本製、韓国製、中国製のレースをそろえた。一時的にブース入り口をハンガーで封鎖するほどの盛況ぶりで、光沢のある後加工商品などが人気だった。三上秀俊取締役営業部長は「高級志向の北京の客には日本製も通用する」とみる。
日系出展企業のブースは概ね客足が良好だった。実商売に向けてカギを握るフォローに注力する。次回は2013年3月27~29日開催。(上海支局)




