特集「ITMAアジア+CITME2012」プレビュー/編組機械

2012年06月01日 (金曜日)

福原産業貿易グループ/高機能2機種を実機展示

 福原産業貿易グループは、シングルニットのストライプ丸編み機「MXC―3・2FY3RE」とダブルニットの電子柄編み機「V―LEC3DGTY6」の2機種を実機出展する。近年は中国でも高付加価値のテキスタイル生産を志向するニッターが増加していることを受けて、より高性能の高級機種を提案する。

 MXC―3・2FY3REは、3色対応のオートストライパー搭載の32ゲージ(G)シングルニット機。多給糸化が進められており、従来機種が30インチ幅で72口だったのに対し、96口に拡大した。回転速度も従来機が毎分22回転だったのに対し、25回転を可能にした。多給糸化と回転速度向上によって、約1・5倍の生産性を実現している。

 V―LEC3DGTY6は両面選針のダブルニット電子柄編み機。オートステッチ機構も搭載しており、裾編み・胴編みを同時にこなすことが可能だ。今回は12G機を出展する。ローゲージの電子柄編みで横編み地のシェアを奪う戦略だ。

 今回、高級機種を出展することで、中国を中心としたアジア市場で、高付加価値テキスタイル生産拡大を狙うニッターへの提案に力を入れる。

オルガン針/アジア市場でブランド浸透/メリヤス針、ミシン針、フェルト針を出展

 オルガン針は、成長が続くアジア市場でのブランド力向上を目指してメリヤス針、ミシン針、フェルト針を出展する。

 メリヤス針は丸編み機用と横編み機用を出展。編み地の美しい編み目を左右する針先の繊細なタッチを重視した。近年増加している特殊糸・特殊編み機の高速稼働に対しても対応した高い耐久力が特徴だ。ミシン針は工業用、家庭用、刺繍用をそろえる。ユーザーのニーズに対してきめ細かに対応するラインアップをそろえた。

 不織布用のフェルト針は、ユーザーが求める性能、素材、設備に応じた最適な製品を提案する。今回は耐久性が大幅に向上した「FWバーブ」を紹介する。

島精機製作所/未来のニットを発見へ/インクジェットプリンターも紹介

 島精機製作所は今年で創立50周年を迎える。中国を中心としたアジア地域のニット産業の活性化につながる最新機種を出展し、未来のニットの可能性を発見することを求める来場者のニーズに応えることを目指す。

 今回、実機出展する最新ホールガーメント(WG)横編み機「MACH2X153」は超ハイゲージの18ラージフックまで対応する最高級機。オリジナルのスライドニードル搭載の4枚ニードルベッドを装備する。WG横編み機では、手袋、ソックス、帽子、スカーフなど服飾小物用の小型機「SWG091N」も紹介。こちらもオリジナルのスライドニードルが搭載だ。

 次元デザインシステム「SDS―ONE APEX3」も出展。企画・設計・生産を統合したワークフローを実現することでアパレル生産工程の変革を呼び起こす革新システムだ。小型インクジェットプリンター「SIP―160F2S」も紹介。プリントヘッドの高さを調整することで、テキスタイルだけでなくガーメントへのプリントも可能だ。