特集「ITMAアジア+CITME2012」プレビュー/染色機械

2012年06月01日 (金曜日)

日阪製作所/サーキュラー染色機2機種を紹介/中国生産機の拡販も推進

 日阪製作所は、機械による“生産革命”をテーマに、サーキュラー染色機2機種を実機出展する高級機「CUT―SP」とベーシック機「CUT―CF」でトップゾーンからレギュラーゾーンまでの染色加工ニーズに対応する戦略だ。

 CUT―SPは、細繊度糸使い織・編み物の染色加工に特化した高級機種。極細繊度合繊による薄地高密度織物など通常の液流染色機では安定した染色加工が難しい分野で大きな威力を発揮する。

 一方、CUT―CFは中国でも生産するベーシック機だ。天然繊維から合繊まで幅広い素材の染色加工に対応しており、薄地から中肉厚地まで広範囲のカテゴリーの染色が可能。

 同社では、高付加価値加工へのシフトが加速する中国でもCUT―SPを紹介することで新たな需要を獲得することを目指す。同時に、中国生産するCUT―CFをベースに、中国を中心としたアジア市場でスポーツ、アウトドア、インナー、自動車内装材など幅広い分野での拡販を進める。

京都機械/テーマは“エコ・チェンジ”/パネル、映像でラインアップ紹介

 染色仕上げ機・システムの京都機械は、パネルと映像で同社の商品ラインアップを紹介する。テーマは“エコ・チェンジ”。地球環境対策と省エネルギー化に対応した染色仕上げ機・システムを提案する。

 同社では、アジア地域での富裕層増加と高級品志向の拡大、“世界の工場”としての経済成長、日本企業のアジアなど海外への進出拡大などを背景として、染色仕上げ機の需要もアジアを中心に拡大が続くと期待している。

 このため、とくに省エネルギー性や環境対策を重視した機械やシステムの提案を進める。また、円高が続いていることから、それに耐えることのできる価格競争力の強化も進めている。アジア地域でも人件費上昇や労働力不足を背景に省人化のニーズが高まっていることから、ITを駆使した自動化システムの開発と提案も進めると同時に、多品種加工が可能な機種や加工精度の向上に引き続き取り組む方針だ。