JC、PTJ募集開始/上海展、39社・団体出展

2012年06月14日 (木曜日)

 日本ファッション・ウィーク推進機構のJFWテキスタイル事業運営委員会は13日、10月の「インターテキスタイル上海2012」のジャパン・パビリオン(JP)の出展者39社・団体を報告するとともに、11月の「JFW―ジャパン・クリエーション(JC)2013」「プレミアム・テキスタイル・ジャパン(PTJ)2013秋冬」の出展者募集開始を発表した。

 貝原良治JFWテキスタイル事業運営委員長は「5月のPTJは来場者が4538人と、昨年の春(4019人)を超え、内容的にもレベルアップしたという評価をいただいた。10月のインターテキスタイル上海出展、11月のJFW―JC、PTJにも期待は大きい」と語った。

 川島朗JFWテキスタイル事業事務局長は「5月のPTJは、満足と回答した出展者が90%を占め、過去最高となった。バイヤーの立場からビジネスマッチングの精度を高めたことなどが奏功したと思う」と総括した。

 10月22日から4日間、中国・上海新国際博覧センターのホールW2で開催されるインターテキスタイル上海JPは、早々に出展者が決まり、円高にもかかわらずテキスタイル業者の輸出意欲が高いことを示唆した。今回は39社・団体が出展。スペースも20%増となり、出展者数も4社増加。

 秋のJFW―JC、PTJは11月20日から2日間、東京国際フォーラムで開催。JFW―JCが3000平方メートル、PTJが2000平方メートルの規模である。出展料はJCが1小間31万5000円(6平方メートル)、PTJが42万円(8平方メートル)。海外企業からも問い合わせがある。募集締め切りは6月29日。7月18、19日に東西で出展者説明会を行う。

 インターテキスタイル上海のJP初出展者はカゲヤマ、神戸レザークロス、小松精練、齊栄織物、G・Q・T、西村庄治商店、久山染工、ヤギ、ルシアンの9社。継続出展は旭化成せんい、一村産業、宇仁テキスタイル/小紋貿易〈上海〉、NI帝人商事、熊澤商事、クラボウ、興和、サカイオーベックス、サンウェル、ジョイント・尾州ブランド、第一織物、瀧定名古屋、田村駒、チーム・ギフ、蝶理、ティーエスカンパニー、同興商事、東レ、冨田商事、豊島、豊島東京13部、日清紡テキスタイル、日本エクスラン工業/東洋紡、林与、前多、むらかみ商店、村田機械、森菊、モリリン、山梨県絹人繊織物工業組合。