アパ産協/RFIDを普及/使用するシーンを再現

2012年09月14日 (金曜日)

 日本自動認識システム協会主催の「第14回自動認識総合展」が14日まで東京・江東区の東京ビッグサイト東1ホールで開催されている。繊維業界からは日本アパレル・ファッション産業協会(JAFIC)が「JAFICアパレルゾーン」を開設し、RFID(無線自動識別)の普及活動に取り組んでいる。

 JAFICは舞浜のエコーセンター内に2月から「JAFICデモセンター」を開設し、RFIDタグ導入に向けた普及活動を推進、会員企業が実体験している。今回、期間限定で同展示会に機器を移設し、一般公開を行った。

 担当者によると、「アパレルだけでなく、小売業にも広くアピールするため出展した」という。

 会場ではバックヤード業務、店舗内イメージ、POSレジ業務、万引き防止のスマートゲートなどのコーナーを設けた。POSレジでも富士通、東芝テックと2社の機器を置き、ハンディターミナルも東研、デンソーウェーブ、富士通の3社の商品、ICタグもテンタック、フクイ、ナクシスの3社がアピール。「同じ機器でもメーカーの比較がしやすい」のが特徴でもある。

 全世界のICタグの出荷量は2011年が25億個、12年が50億個、13年には90億個の見通し。米ウォルマートが採用した影響も大きく、倍々ゲームで拡大している。単価も10円を切る商品が出てきた。日本では9月からユナイテッドアローズが試験的に開始するなど、セレクトショップやSPAが導入で先行する。

 一方、会場では住金物産が米インピンジ社のRFIDのリーダーライター「スピードウェイ」の総輸入代理店であることからブース出展。テンタックもRFIDのICタグや自社開発機器などをアピールしていた。

 会場前の東4ホールではチャイナファッショフェアが開催されており、同展とともに見学する人が増えることを期待していた。