産業・不織布展/出展者4割増へ/展示面積は2倍強に
2012年10月15日 (月曜日)
主催者のメッセ・フランクフルト〈香港〉によれば、「中国国際産業用繊維品・不織布展覧会(Cinteテクテキスティル・チャイナ)」(会期10月22~24日、上海新博覧センター)の出展者が22カ国・地域の436社となった。2010年に開かれた前回展に比べ、37・5%増と4割近く伸びる。展示面積は2万5000平方メートルで、前回の1万2000平方メートルから2倍以上に拡大する。
アジア、欧州からの参加者が増えるもので、活力のあるアジア市場、とりわけ中国市場に焦点を当てて最新製品と技術を出展するという。
前回は、68カ国・地域から1万8058人が来場した。
会場には「イノベーション・ショーケース・エリア」を新しく設ける。同エリアは、中国市場への情報提供を目指して、急速に成長する6つの用途分野での製品と技術を紹介するもの。「交通」「土木・建築」「ろ過・分離」「医療・衛生」「安全・防護」「構造補強」の各分野に対応して、多様な繊維を紹介する。
上海新博覧センターでは同期間、「インターテキスタイル上海アパレルファブリックス」(22~25日)、「ヤーンエキスポ秋」(22~24日)、「中国国際ニット博覧会」(同)が開かれるため、相乗効果も狙う。