ヤーンエキスポ秋展/出展者は8割増へ/ナイロンゾーン設置

2012年10月16日 (火曜日)

 国際的な糸・繊維の展示会「ヤーンエキスポ秋」が22~24日、上海新国際博覧センターの東6号館で、3000平方㍍の展示面積を使い開かれる。主催者のメッセ・フランクフルト〈香港〉によれば、11カ国・地域から100社近い出展者が参加する。これは、昨年秋展に比べて約80%の増加となる。

 綿、毛、麻などの天然繊維と同紡績糸、ストレッチ糸、ファンシー糸、混紡糸、化繊などを展示。今回、秋展としては初めて「ナイロンゾーン」を設ける。これは、今年春展(北京)から始めたもの。「カラフルライフ、ファッショナブルナイロン」をテーマに、10社を超える中国のナイロンメーカーが、刺激的で革新的な製品を提案するという。主催は、中国化繊工業協会ナイロン専業委員会と化繊製品開発センター。

 ヤーンエキスポは、過去3回8月に開いてきたが、今回から10月に戻る。上海新国際博覧センターでは、ヤーンエキスポ秋と同時に「インターテキスタイル上海アパレルファブリックス」(西1~5号館、北1~3号館、東1~5号館)、「Cinteテクテキスティル・チャイナ」(北4、5号館)、「中国国際ニット博覧会」(東6、7号館)も開かれ、相乗効果を狙う。