大阪国際見本市委60年の歴史に幕/JIAMなど繊維展でも功績

2012年12月18日 (火曜日)

 大阪国際繊維機械ショー(OTEMAS)や国際アパレルマシンショー(JIAM)、テクテキスタイルなど繊維関連の展示会を主催あるいは業務委託してきた社団法人「大阪国際見本市委員会」が今年末で業務を終了して法人を解散、約60年の歴史に幕を閉じることとなった。21日に開く総会で承認され解散の運びとなる。最終的な解散時期は来2013年3月31日が予定されている。

 同委員会は1953年に発足。翌年春、アジアで初となる国際見本市を開催してスタートした。「アジア太平洋のメッセ都市大阪を目指して」を標榜し、国際的なイベントを主催・業務受託してきた。2年に一度の「大阪国際見本市」をはじめ工作機械、食品産業、オートショー、ツアーエキスポなどそれぞれ全盛期には大阪市住之江区南港のインテックス大阪の6展示館全館を使用する大規模展示会を開催、国際都市大阪を国内外にアピールしてきた。

 繊維業界関連でも、01年10月の第7回展で幕を閉じたOTEMASはつとに有名で、世界の繊維機械産業をけん引する国際展として4年ごとに開催。またテクテキスタイル・アジア、インターギフト、ニューアース、中国関連で華東展、浙江省輸出商談会なども運営してきた。さらに今秋9月のJIAMを業務受託し、好評を得ている。

 しかし国内では首都圏、さらにアジアでは中国などとの競合が激化、大阪の地盤沈下と相まって展示会が激減し経営が悪化していた。そこで同委員会を構成する大阪府、大阪市、大阪商工会議所、日本貿易振興機構が協議して解散を決めたもの。今月2日に終了したクリーニング総合展が最後の運営となった。