三菱レイヨン/ダイヤニトリックス吸収
2013年02月26日 (火曜日)
三菱レイヨンは、三菱化学との合弁会社であるダイヤニトリックスを3月31日付で吸収合併することを決めた。
三菱化学の保有全株式を会社分割で取得して100%子会社としたうえで統合する。
今統合で三菱レイヨンは、アクリロニトリル(AN)を原料としたアクリル繊維や炭素繊維・複合材料、ゴルフシャフトなどの炭素繊維製品に至るまでの研究開発・製造、顧客ニーズへの対応を一貫したANチェーンとして展開する。また三菱レイヨンの中核事業であるMMA(メタクリル酸メチル)系事業の競争力強化をはじめ、ダイヤニトリックス社の高分子凝集剤を活用した下排水処理技術と、三菱レイヨンの中空糸膜関連のアクア事業とのシナジー発現を図る。
米国で新事業会社発足/炭素繊維事業を強化
三菱レイヨンは、米国のグループ会社で炭素繊維を製造販売するグラフィル社と、プリプレグと接着フィルムを製造販売するニューポート社を統合し、新事業会社「三菱レイヨン・カーボンファイバーアンドコンポジッツ」(本社・米国カリフォルニア州アーバイン)を4月1日付で発足させる。
両社の統合で、意思決定の迅速化を図るとともに、炭素繊維から複合材料までの一貫した開発・製造体制を構築することなどで米国での事業拡大を加速する。