インテキ上海アパレルファブリックス/3500社超参加で開催へ/持続可能発展区など新設

2013年06月12日 (水曜日)

 メッセフランクフルト〈香港〉によれば、今年の「インターテキスタイル上海アパレルファブリックス」は10月21~24日、上海新国際博覧センターの15展示館(展示面積17万平方㍍強)を使い、3500社以上が参加して開かれる。

 注目される環境問題に対応して、今回初めて「持続可能な発展」ゾーンを設置し、持続的な発展が可能なリサイクル生地や製品などに焦点を当てる。生地、製品、技術、企画、認証などを含む総合的なプロモーションゾーンとなる。

 中国でも高機能生地・製品への需要がスポーツウエア、メンズウエア、レディースウエアを通して高まっていることから、西1号館の「ファッショントレンドフォーラム」では、高機能生地・製品表示を初めて行う。

 西1号館には、欧州の生地・副資材出展者による「サロンヨーロッパ」パビリオンを設営。サロンヨーロッパ内にはさらに、昨年から参加した「ミラノ・ウニカ」パビリオンを設置し、イタリア企業124社が出展する。

 西2~4号館では、中国を除くアジアの出展者がパビリオンあるいは個別で展示する。インド、インドネシア、日本、韓国、パキスタン、台湾、タイの参加がすでに確認されている。

 東6、7号館は中国と海外双方を含む副資材の専門館となる。

 インターテキスタイル上海に並行して、ファイバーと糸の国際展「ヤーンエキスポ秋」と国際ニット展「PHバリュー」(前回までの「中国国際ニット博覧会」が改称)が10月21~23日同所で開かれる。

 また、「プラネット・テキスタイルズ会議(紡織環境保全会議)」も近くのケリーホテルで開催する。