往来

2013年08月02日 (金曜日)

 「王子ファイバーの和紙糸『OJO+』も日本独自の原料として注目が高まってきた」と話すのはダイワボウノイの斉藤清一社長。とくに最近では大手デニムメーカーと連携してOJO+を使ったデニムの開発が進む。「日本でもそうだが、アジア地域でジーンズ不振の要因の一つに、“暑い、重い”ということがある」。ところがOJO+を使えば、軽くて清涼感のあるタッチのデニムが可能だ。「これからは独自性のあるファイバーを持っている素材メーカーしか生き残れない」という斉藤社長だけに、OJO+への期待は大きい。