テキスタイルカレッジ開催/体系的に紡績学ぶ

2013年07月31日 (水曜日)

 繊維に関する人材育成と技術継承を目的に日本繊維機械学会が主催する「テキスタイルカレッジ」が26日、大阪市内で開かれ、約25人が紡績について学んだ。

 講座はダイキン工業の中村信氏、岐阜大学名誉教授の岡村政明氏、豊田自動織機の佐藤江平氏、元京都工芸繊維大学の西村太良氏、村田機械の八木信篤氏が講師を務めた。混打綿やドラフト、リング精紡など紡績工程をはじめ、ドラフト過程の浮遊繊維やむらなどの問題点、糸の構造・物性について講義した。

 次回は「織り 組み 編み 基礎講座」を8月2日午前12時半から大阪科学技術センタービルで開く。定員30人。参加費は会員1万円(学生会員3000円)、非会員1万8000円(学生非会員5000円)。問い合わせは日本繊維機械学会(電話06・6443・4691)。