伊藤忠と美濃屋/コンバースアパレル設立/シューズとの連携強化へ
2013年10月01日 (火曜日)
伊藤忠商事は、美濃屋と合弁で「コンバースアパレル」を設立したと発表した。「コンバース」ブランドのアパレル事業で、マーケティング、企画、生産、販売を行う。3年後に売上高150億円(店頭価格ベース)を目指す。
伊藤忠はコンバースの日本市場展開で商標権を持つ。美濃屋とは、93年にカジュアルウエアでサブライセンス契約を結んでいる。アパレル商品を展開するうえで、主力商品として広く認知されるシューズとの連携強化が必要との判断から新会社の設立を決めたという。
新会社は、マスターライセンシーのコンバースジャパン、サブライセンシーのコンバースフットウェアとの連携を強めて、シューズと連動した企画を増やす。また、ショップ展開やスポーツ流通など新規販路への進出も図る。
会長は美濃屋の木野村守彦社長が兼務。社長は福嶋義弘コンバースフットウェア会長(伊藤忠より出向)が兼務する。