テンタック、ナクシス/独自プレゼンで普及へ発信強化
2014年01月31日 (金曜日)
ICタグである「RFID」タグを展開するテンタック(東京都墨田区)やナクシス(京都市上京区)の両社によると、一部の大手アパレルメーカーでは同タグを採用しているものの、様子見を続けているメーカーが多いという。とはいえ、両社ともに様々なプレゼンテーションで同タグの発信を続ける姿勢を示す。
同タグの販促方法は社によって異なる。テンタックは、RFIDを店頭支援としてアピールする。同タグを認識できるアンテナを内蔵した棚型の店舗什器「RACK TECK」(ラックテック)を展開。ラックテックとタグを連携させると、顧客が商品を触った回数や棚に置いた回数などが分かり、細かいデータを取ることができる。
このラックテックの分析ツールは売れ筋、人気商品が分かり、店舗の商品構成や売り場構築などマーケティングとして活用できる。また、液晶パネルを設置すると、タグの付いた商品を触るだけで、商品概要が表示される構造となっている。これにより、新入社員やアルバイトでも簡単に商品が理解でき、効率的な接客が可能となる。
一方、ナクシスは物流現場での活用方法を提案。読み取り機械である「リーダー」を軽くかざすだけで、箱の中にあるRFIDの付いた商品個数が分かる。大幅な時間短縮となり、結果的に人件費などのコストダウンにつながる。
また「エコビズボックス」を打ち出す。折り畳みコンテナやダンボールの代替え品として使えるもので、耐久性に優れており、繰り返し使用することができる。また、軽量で持ち手がついているため扱いやすい。RFIDを搭載すれば、コンテナの所在地がつかめる。店舗展開する企業が商品入れのコンテナとして活用することが多いという。
顧客の反応は「ぜひ検討したい」といった前向きな声が多いものの、コストアップなどが原因で普及にはもう少し時間がかかるようだ。両社ともに展示会出展などの積極的なアピールが同タグ浸透の一歩と位置づけている。




