第6回カケン研究発表会キュプラ・リヨセル鑑別など

2014年02月18日 (火曜日)

 カケンテストセンター技術部は14日、大阪市西区の大阪事業所で「第6回カケン研究発表会」を開いた。繊維企業から約50人が参加した。

 今回の発表課題の一つである「キュプラ・リヨセルの鑑別について」と題した研究では、機器分析と多変量解析の応用による新たな繊維鑑別法として、「近赤外分光分析及び赤外分光分析(微分スペクトル法)」で鑑別の可能性が示唆されたなどと、研究の成果を発表した。

 このほか、国際規格に基づいた発汗ホットプレート試験装置の開発、ウイルス飛沫捕集(ろ過)効率(VFE)、吸水速乾性評価方法と装置制御技術などについての課題発表が行われた。