インテキ上海春/1400社参加で多彩に
2014年02月25日 (火曜日)
「インターテキスタイル上海アパレルファブリックス春2014」が3月3~5日、23カ国・地域の1400社超が参加して上海世博展覧館の3ホールを使って開かれる。1号館は海外館、2号館は中国館、4号館は付属品並びに「ヤーンエキスポ」の専門館となる。
1号館には、欧州やアジアの出展者がブースを構える。「サロンヨーロッパ」には、ドイツとポルトガルの各ナショナルパビリオンを含めオーストリア、ブルガリア、チェコ、フランス、オランダ、スロベニア、スペイン、スイス、トルコが参加。イタリアは「ミラノ・ウニカ」パビリオンとしてサロンヨーロッパの一角を構成する。日本、台湾、韓国、パキスタンも1号館に出展。同館には中高級市場を狙ったデザインエリアも設けられる。
2号館では、中国出展者が各種テキスタイルを展示する。盛沢、石獅、紹興各市の地域パビリオンと、中国麻紡行業協会の専業パビリオンも含む。
4号館では、中国内外の出展者が縫製副資材(ボタン、テープ、金属副資材など)を展示する。同館には、インターテキスタイルと今回から一体化するヤーンエキスポのパビリオンも設けられる。ファイバーと糸の展示会であるヤーンエキスポパビリオンには、中国、香港、インド、韓国、パキスタン、ポルトガル、シンガポール、スイス、トルコ、米国、ウズベキスタンの約230社が参加する。
「インターテキスタイル・ディレクションズ・フォーラム」は、15春夏のファッショントレンドを4テーマで紹介する。1、2号館の中間廊下では中国紡織情報センターによる「ファブリックス・チャイナ・トレンド・フォーラム」も設営。中国のファッションファブリックのトレンドを発表する。
会期中の前2日間(3、4日)には、「デザインとトレンド」「認証と測定・試験」「技術と解決」「市場情報」など一連のセミナーも行う。