「インテキ上海春」の日系出展企業/機能など差別化素材提案

2014年03月06日 (木曜日)

 【上海支局】「インターテキスタイル上海アパレルファブリックス春2014」がきのう5日、上海世博展覧館で3日間の会期を終え閉幕した。日系企業出展企業は機能素材など差別化生地を提案した。

 春夏向けの同展でダウンウエアを展示したのは一村〈上海〉貿易。日本製のストレッチのダウン素材を訴求した。竹内弘二総経理は「生地を触ってブースに入ってきてくれる」と話す。為替が円安に振れていることも日本品を売るチャンスとなりそうだという。

 南通帝人はアウトドア向け高密度織物やラミネート加工生地などを紹介。「秋ほどではないものの来場者数は多い」と手応えを感じている。

 秋から本格的な稼働を予定している帝人グループの合弁会社、浙江佳人新材料は4号館に出展し、循環型ケミカルリサイクルシステム「エコサークル」を紹介した。スポーツやインテリア、ユニフォームなどの用途に提案。エコだけでなく、機能面でも吸水速乾の「カルキュロ」、綿タッチの「コルティコ」、4つ山扁平糸の「ウェーブロン」を訴求した。

 豊島国際〈上海〉は中国内販をターゲットにした日本製の生地に加え、日本や欧米客を狙った製品も提案した。日中の生地を使い、日中両方で企画した。

 熊澤商事はトリアセテート使いの生地を紹介。カラーストックでの着分対応を始めたことで、「商談も早い」と手応えを感じている。

 ウィズオールは3月展への出展は今回が初めて。日本製のジャケット、パンツ、ワンピース素材などをそろえた。河合寛氏は「ラメ使いや表面変化など中国のニーズに合わせた生地をそろえた」と説明する。

 4号館の副資材ゾーンに出展したテンタックはパッケージや転写マークを紹介。竹田宏昭販売促進部広報宣伝課課長は「ビジュアルでかわいく展示した転写マークが来場者を引き付けている」と話す。