インターテキスタイル春/初の上海開催は好評/来場多く手応えまずまず

2014年03月07日 (金曜日)

 【上海支局】3~5日、「インターテキスタイル上海アパレルファブリックス春2014」が開かれた。展示面積5万平方メートル、出展者数1400社超と秋展に比べ小型なものの、日系出展企業の手応えは良いようだ。

 今回は春展としてこれまでの北京から初めての上海開催となり、会場も秋展の上海新国際博覧センターから上海世博展覧館へと移した。過去の北京展以上の来場で秋展並みの集客となった出展者もある。

 「ブースへの来場者数は過去最高となるかもしれない」と話すのはテンタックの武田宏昭販売促進部広告宣伝課課長。副資材の4号館に出展した同社は大規模な秋展よりも客足が良いという。

 倉紡貿易〈上海〉は製品染めやトリコットのジャケット、機能性ストレッチ素材などが好評だった。日本製、中国製のデニムもそろえ、須賀治董事長総経理は「海外からの来場者にはデニムもインパクトがあった」と手応えを感じている。

 上海茉莉林紡織品の森卓也ニットマテリアル原糸グループ素材開発販売チーム経理は「北京展よりも良かった」と話す。メンズ生地を選ぶ来場者が多く、打ち出した日本製生地のストック販売も反応が良かったという。

 宇仁繊維の宇仁龍一社長は「『プルミエール・ヴィジョン』同様にレースなどの素材が選ばれた」と説明する。日本製生地をそろえる同社は「円高でも戦ってきた。円安でさらに伸ばす」考えだ。

 おおむね手応えの良かった日系出展企業。しかし、展示会だけでは商売にならない。今後のフォローを通じて成果に結び付けていく。