菅公学生服/「津山天神人形」復活へ高校のプロジェクト応援
2014年03月26日 (水曜日)
学生服製造最大手の菅公学生服(岡山市)は25日、岡山県立津山商業高校の「津山天神人形復活プロジェクト」を応援するため、同校と協定を結んだ。
同プロジェクトは津山商業高校の商業クラブが立ち上げたもの。美作地方では古くより、旧暦3月3日に天神様を祭る男児のひな祭りの風習があった。そこで飾られる伝統的工芸品の「津山天神人形」が4年前から製造、販売がされていないことに着目、自らの手で復活しようと昨年からこのプロジェクトを開始した。現地調査を重ね、人形の試作とともに、人形の絵付け教室や天神様ゆかりの地を訪ねる「合格祈願ツアー」を企画するなど多面的な活動を進めてきた。
菅公学生服では、「カンコー学生服」の由来である菅原道真公ゆかりの事業というだけではなく、地元の高校生が自らの手でその文化を復活させて地域振興に大いに寄与されようとしている姿勢に共感。「これからの時代を背負う子どもたちを皆で応援していくプロジェクトに発展させる」(植田隆志常務)考えから、応援を決めた。
今後5年間、人形の製造や販売にかかわる活動を支援する。人形師に型を作成してもらい、生徒たちが色付けしたものを、JR津山駅にある観光センターで販売する予定。さらに名古屋に現存する津山天神人形の一種である「泥天神」を買い取り、津山郷土博物館に移送して保存にかかる費用なども助成。保存や復活に取り組むことで、地域に活性化につなげる。




