テクテキアジア02/大阪以外で検討も

2001年05月02日 (水曜日)

 世界最大の産業用繊維見本市であるテクテキスタイルのブランドマネージャーであるメッセフランクフルトのディレクター、ミハエル・イエネッケ氏は来年の開催予定の「テクテキスタイルアジア02」について「大阪以外のアジア諸国を含めて検討している」ことを明らかにした。

 4月24~26日まで、ドイツのフランクフルトで開催されたテクテキスタイルは出展社が795社と前回の99年に比べ84社も増え、来場者も前回の1万3000人を上回るなど活況を呈したが、テクテキスタイルアジアはこの数年、出展社、来場者とも縮小傾向。テクテキスタイルも「規模の拡大には時間がかかった」とはいうものの、昨年10月、大阪南港のインテックス大阪で開催されたテクテキスタイルアジアでは出展社が82社、来場者も約5000人にとどまった。

 テクテキスタイルアジアでも「フランクフルトで導入し、成功を収めている」という12の産業別ユーザー分類(農林・水産、建築、産業用被服、土木、内装、工業、衛生・医療、交通・運輸、環境、包装、防護、スポーツ・レジャー)を取り入れているが、その効果が表れていないのが実情。

 イエネッケ氏はテクテキスタイルアジアの苦戦について「日本経済の低迷が大きい」と分析する一方、「日本企業からはユーザーが分かっているため、展示会の必要性がないとの意見がある」と語り、来年、とくに大阪での開催が微妙な段階にあることを示唆した。