ITMAアジア+CITME/過去最大規模で開幕
2014年06月17日 (火曜日)
国際繊維機械見本市「ITMAアジア+CITME2014」が16日、上海市浦東新区の上海新国際博覧センターで開幕した。前回比15%増の総展示面積15万2200平方メ-トルに同22%増の約1600社が参加し、過去最大規模で開催。小雨が降るなかでの開場となったが、初日朝から多くの人が訪れた。会期は20日までの5日間。 (上海支局)
<15万平方メートルに1600社参加>
最大規模となった今回、上海新国際博覧センターの13ホールを使う。W1~5号館が紡績、化合繊、不織布設備、E1、2号館と3号館の一部が織機関連、一部を除いたE3号館とE4、5号館が編み機、アパレル機械、E6、7、N5号館が染色設備で、今回からN5号館をプリント設備館とした。さらにホールに囲まれたスペースに特設テントで各国の業界団体の出展ゾーンを設けた。
ITMAアジア+CITMEは欧州繊維機械製造者連盟(CEMATEX)主催の「ITMAアジア」と、中国紡織機械器材工業協会(CTMA)主催の「中国国際繊維機械展(CITME)」が合体する形で2008年からスタートし、隔年で開催されてきた。
リーマン・ショック後の開催となった10年こそ規模を縮小したものの、12、14年と規模を拡大。前回展は13万2250平方メートルに1298社が出展し、来場者数は9万2000人強だった。今回初めて初回の1368社の出展者数を上回った。さらに来場者数でも過去最高となる10万人以上を見込む。6月5日までにインターネット上ですでに1万人以上が事前登録済みだという。
巨大な中国繊維機械市場に海外からも熱い視線が注がれる。昨年の中国の繊維機械輸入は前年比0・04%増の42・2億ドルだったが、今年第1四半期(1~3月)は前年比11%増の21・56億ドルとなっている。今回展でも中国企業の出展面積が60%強を占めるものの、欧州が20%超でそれに次ぐ規模となっている。日本からも大手繊維機械メーカーはじめ、多数の企業が参加している。
さらに、繊維機械の市場だけでなく、供給地としての関心もあり、今回展では海外からの来場者が増える見通しだ。中国の繊維機械輸出は昨年、8%増の24・17億ドルと輸入に比べ規模は小さいものの増加。同展でも初回の08年20%強だった海外からの来場者比率が高まっており、前回は25%になった。
インドからの来場が最も多く、次いで日本、インドネシア、イラン、パキスタンだった。繊維産業の発展が進むインドやパキスタン、インドネシアなどでは新しい設備や技術への要求が高まっており、今回展でも多数の団体が訪れる予定だという。




