ITMAアジア+CITME閉幕/高品質化・効率化に力点/欧州出展企業 中国の変化に対応
2014年06月23日 (月曜日)
【上海支局】上海で開かれていた国際繊維機械見本市「ITMAアジア+CITME2014」が20日、5日間の会期を終え閉幕した。過去最大規模となった今回展で、欧州企業の出展が20%強を占めた。
「中国では品質への要求が高まり、価格の高い当社の商品も良く売れている」と話すのはグロッツ・ベッケルトの広報担当者。同社は編み、織り、不織布、縫製までの各分野のニードルや準備機械を幅広く提案。ベンツを展示し、産業資材用途での使用も紹介した。
イテマウィービングはレピア織機「R9500」やエアジェット織機「A9500」を紹介した。販売・マーケティング担当者は「最新の機器を紹介し、来場者も多く効果があった」と手応えを話す。同社は今年3月、上海工場を拡充し、生産能力を倍増した。
バン・デ・ヴィーレグループは織機のE1号館と編み機のE5号館の2つにブースを構えた。販売担当者は「中国ではコスト削減、効率化が求められている」と指摘。E2号館では小型化、効率化、省エネ化を進めたボーナスの電子ジャカードなどを提案した。
ストーブリはウオータージェット織機に対応した電子ジャカードを紹介し、注目された。毎分1000回転の高速製織を実演した。ストーブリの土井智道繊維機械営業部営業グループ課長は「日本からの来場が過去と比べても一番多かった」と話す。景気回復や設備投資促進税制により、設備投資を検討する日本企業が増えているという。




