グラミチでシューズ/IHFとライセンス契約/伊藤忠商事
2014年07月09日 (水曜日)
伊藤忠商事は国内でマスターライセンス権を持つ米アウトドアブランド「グラミチ」で、新たに「グラミチ フットウェア」コレクションを展開する。伊藤忠ホームファッション(IHF)とライセンス契約を結んだ。15春夏からアウトドア専門店のほか、セレクトショップ、百貨店、スポーツショップなどで展開し、3年後に小売価格ベースで6億円の売り上げを目指す。
伊藤忠商事はグラミチの国内マスターライセンス権を2009年に取得、10春夏からアパレル関連製品を展開してきたが、このほどフットウエアコレクションを市場に投入する。IHFが商品企画から生産・販売を担う。
「アウトドア・ライフスタイル」をコンセプトに、都会的なデザインとフィールド向けの本格的な機能を備えたシューズや、日常使いからアウトドア用まで幅広い場面で着用できるシューズを企画。20~30代の男女を狙う。
また、環境負荷が少なく防カビ性に優れるヘンプ(麻の一種)を積極活用するほか、製造過程で発生した端切れを最大30%使用した「エコステップ」ソールを採用するなど、環境保全を重視したモノ作りを取り入れる。