菅公学生服/岡山南高校と産学連携/実学体験プロジェクトで
2014年07月22日 (火曜日)
学生服製造最大手の菅公学生服(岡山市)は17日、岡山県立岡山南高校と「岡山南高校服飾デザイン科産学連携実学体験プロジェクト」を進めることについて協定書を交わした。菅公学生服の問田真司取締役は同校の生徒を前に「このプロジェクトを通して大きな夢を描いて社会に羽ばたいていくことを期待している」と述べた。
同プロジェクトは岡山南高校の生徒たちが菅公学生服の実際の活動を体験することで、生徒たちのキャリアアップや、産業の活性化につなげようというもの。プロジェクトには同校の服飾デザイン科2年生40人が参加、すでに4月からプロジェクトを開始しており、より連携を深めていくために協定書の調印に至った。
プロジェクトでは、授業のなかで生徒に将来の“なりたい自分”をイメージさせ、夢を実現に導く支援をしていく「ドリームマップ」授業を皮切りに、制服を企画するに当たってのプロセスや実学を菅公学生服の社員が講義。実際に5月からは「これからの体操服」をテーマに岡山県内中学校の体操服デザインと企画書の作成、プレゼンテーションなど実践してきた。
今後、企業内インターンシップや工場見学を予定。生徒たちが企画した体操服については企画書、デザイン画とともに中学生による人気投票などをオープンスクールで発表。10月には同社の展示会で試作した体操服を披露する。ほかにも「残布で作るスクールアイテム」の商品開発や「生徒企画スクールアイテム」のカンコーショップでの販売も進める。
17日は調印式の後、セーラー服をモチーフにしたプロジェクトシンボルマークを発表。同校の卒業生でもある同社の多賀久美子代理店営業部学校推進室長が「“伝える”プレゼンテーション」をテーマに講義し、生徒たちは熱心に耳を傾けた。
西崎大修校長は「連携を通じて、業界に貢献できる人材を育成していければ」と期待する。プロジェクトの代表を務める生徒の久岡春菜さんはプロジェクトを通じて、商品を企画するということは単に企画するということではなく「課題設定やその解決策、コンセプト設計が必要だということを学んだ」と話した。




