特集 中国支局/開設5周年記念/三備地域の底力マップ/児島

2014年08月22日 (金曜日)

<ジョア/かわいいおもてなし>

 オフィスウエアメーカー。「よろこび、かがやく、しごと服創り」をテーマに、「かわいいおもてなし」服を従来の事務服から、接客などのサービスにまで幅を広げ、市場を開拓。最近では病院など医療現場向けの企画を充実し、販売に力を入れる。

<明石被服興業/時代を先駆ける制服開発>

 学生服メーカー。1988年にデザイナーブランド学校制服の導入、ISO14001の認証取得など、時代の流れを読み取り、業界に先駆けた動きが多い。宇部工場を主力に国内での生産比率が高く、「倉敷発日本製」の制服を推進している。

<豊和/技術開発で最先端を追求>

ジーンズ洗い加工大手。レーザー加工やオゾン脱色の「エアーウォッシュ」、ブドウ糖脱色の「エコブリーチ」など独自技術による加工を追求して来た。2011年には米国の洗い加工場を買収。産地の縫製や染色などと連携し、OEMビジネスも進める。

<桑和/顧客満足と品質向上深耕>

 ワーキングユニフォームメーカー。「地域とともに、ナンバーワンよりもオンリーワン」を目指し、地域への貢献とともに社員の育成にも力を入れる。目の前の顧客のニーズに応えられるメーカーとして、顧客満足と品質向上を深耕し続ける。

<神馬本店/「美形」ブランド拡充>

 オフィス、サービスウエアメーカー。着心地のよさだけでなくシルエットも美しいスカートブランド「美形(ミカタ)スカート」を軸にブランド力を強化。骨盤ケアサポート機能があるパッド付きスカートなど、ざん新な商品開発も意欲的。

<丸進工業/帆布の可能性探り続ける>

 帆布を中心とした織布メーカー。シャトル織機による生産で、帆布では唯一といっていい先染めも生産できる。タケヤリ、タケヤリ帆布協同組合と共同で、帆布製品の企画販売会社「バイストン」を立ち上げ、「倉敷帆布」ブランドを展開する。

<ベティスミス/ジーンズ産業観光に尽力>

 国内初のレディースジーンズブランドとして誕生。オーダージーンズなど、様々なスタイルのジーンズを提案。本社には「ジーンズミュージアム」のほか、4月には日本ジーンズの発展を見ることができる「国産ジーンズ館」をオープンした。

<寅壱/「トビ服」の先駆者>

 ワーキングユニフォームメーカー。現場作業服として一般に普及していたニッカボッカズボンを改良・研究し、試行錯誤のパターン修正を繰り返しながらトビ服を開発。現場作業の職人から「寅壱」の指名買いがあるほど高い評価を築いてきた。

<ショーワ/随所に「ショーワの味」>

 デニムを主力とした織布メーカー。技術の蓄積とともに、設備を自社で改良してきたことで、単独で先染め素材を中心にデニムや柄物、二重織りなどバラエティー豊かな商品群を生産。他社にはない、「ショーワの味」を生み出すことができる。

<ジャパンブルーグループ/行商スタイルで世界へ輸出>

 テキスタイル販売のコレクト、ジーンズ「桃太郎ジーンズ」を販売する藍布屋から成るグループ。今年、新ブランド「ソウライブ」を立ち上げた。行商スタイルによる輸出も積極的で、世界26カ国100店舗以上に販路が広がっている。