シキボウ/羽毛側トップゾーン強化/保湿など女性向け商材も

2014年09月10日 (水曜日)

 シキボウ繊維部門営業第二部は、トップゾーン向け羽毛「側」を強化する。

 これまで同社の羽毛側は60単純綿や80単純綿などボリュームゾーンを主力としてきたが、2015年3月期の上期は羽毛側の販売数量が前年比で落ち込んでおり、「下期に向けて羽毛側の再構築を図る」(宮本勝啓部長)。

 具体的には紡績の富山工場と、グループ会社の新内外綿が傘下に加えたタイの繊維商社、JPボスコを活用して、モダールの細番手や「テンセル」使いのトップゾーン向け羽毛側の開発を進める。

 また同社は中国に寝装向けプリント・無地加工の湖州敷島福紡織品を持つのが強みだが、13年6月に湖州敷島福紡織品から協力工場にプリントの設備・人員も移管し、湖州敷島福紡織は生産管理会社に転換。「うまく住み分けができている」という。同拠点ではさらにベーキングやテンターなど後工程の設備を増強しており、11月をめどに稼働する予定で、機能加工の対応力を高める。

 商材では新たに「女性をターゲットにした寝装」を提案する。肌に優しい弱酸性から中性に保つpHコントロール素材「サラトーン」と、保湿効果のあるポリエステル素材「モイスセット」を採用した商材をそれぞれ打ち出す。後加工で機能を付与して生地や製品で展開していく計画で、10月の展示会で発表する。