福山菅公学生服/5年ぶりに福山で展示会/“制服の深化”紹介
2014年10月10日 (金曜日)
菅公学生服グループの福山菅公学生服(広島県福山市)は7~9日、福山市の広島県立ふくやま産業交流館(ビッグ・ローズ)で5年ぶりに展示会を開いた。今年8月に社名を第一菅公販売から福山菅公学生服へ変えたことをアピールするとともに、地元の販売代理店、学校関係者に対して「時代の変化=制服の深化」として最新の制服を紹介した。
展示会では入り口正面に通常に比べ5倍以上の大きさの詰め襟服、セーラー服を飾り、来場者の驚きを誘った。太平洋戦争当時の貴重な霜降りの学生服から、リバーシブルで高視認性ウエアにもなる次世代の制服まで展示。体操服も1960年代から現在までの進化の過程を年表とともに分かりやすく並べた。
最新の制服としては、実用新案を取得するストレスフリーアクティブブレザーは、通常は2枚の生地パーツから成る背中を4枚にすることで、背中の圧迫感を軽減するパターン。袖付け角度も独自設計で腕を上げやすく、上腕の圧迫感や突っ張り感を軽減する。実際、着用することでこれまでの制服との違いを体感できる。
制服ではほかにも抗菌消臭や気温差コントロール、クールビズ対応といった機能性も充実。制服サンプルだけでなく実験器具を置くことで、視覚的にも分かりやすく説明した。
体操服では「カンコー」ブランドをはじめ、「カンコー×ファイテン」や、「リーボック」など最新のウエアを展示し、デザイン性だけでなく、切り込み部分に透湿性の生地を用いて衣服内の温度や湿度をコントロールするといった機能性の向上もアピール。表地からは風を通さないが、裏地からは風を通す防風性では実験器具を使うことで、機能性の高さを確認することができる。
広島県内を中心に制服、体操服の採用の事例校もサンプルで展示。スカートの裾に校章を付けるといった着崩し防止への対応策の参考にもなる。
今回の展示会は、社名変更を広く知ってもらうとともに「東京、大阪の総合展に行くことが、なかなかできないという学校の先生の声があって開くことにした」と藤辺環担当部長。「この数年の間にも制服は“深化”しており、少しでもモデルチェンジの際の参考になれば」と話す。




